いかなご

みなさま、「いかなご」をご存知ですか?

私の生まれ育った神戸では、いかなごはこの時期の定番となっています。
このポストを書くにあたって調べてみたのですが、地方によって呼ばれ方は様々です。

稚魚は東日本で「コオナゴ(小女子)」、西日本で「シンコ(新子)」。成長したものは北海道で「オオナゴ(大女子)」、東北で「メロウド(女郎人)」、西日本では「フルセ (古背)」、「カマスゴ(加末須古)」、「カナギ(金釘)」などと呼ばれる。
ー Wikipediaより

私たちの言う、「いかなご」というのは主に「釘煮」と呼ばれる佃煮をさす事がほとんど!淡路島や明石、神戸市にかけての瀬戸内海辺りの郷土料理なのです。

近所からはあらゆるお家からいかなごを炊くいい香りがしています。そして市場の魚屋さんは長蛇の列!!スーパーではいかなごソングが流れて、釘煮用の鍋やタッパーが一斉に売り出されます。郵便局には「いかなごパック」なるものまで出てきます。
沢山炊いて、色んな人に送るのが神戸の常識(!?)釘煮貧乏って言葉もあるらしいですよ!

水揚げされてからなるべく早く調理しないと腸が出たりエグみが出るらしく、会社勤めの人は休みの日くらいしか作れません。
今年、家にいる私は昼網であがったいかなごを買って、釘煮にチャレンジしてみました。

難しいと聞いていたんだけど、意外とあっさり上手にできました。
Facebookに掲載すると反響がよくて、色んな人に「送って!」とか「教えてー」と言われました。で、調子にのって希望してくれた友達に送ったり、遠方の知人への手土産にしたりして合計4キロ炊きました。

教えてーってことなんだけど、レシピを調べると沢山出てきますので私は教えるほどでもないんだけど・・・・まぁ、分量とか、気にして作ったことなんかを次回ポストする事にします。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。